いい会社の選び方
家づくりの成功、失敗を分ける最大の要因は、「住宅会社選び」と言っても過言ではありません。間違った住宅会社を選んでしまうと、思い描いたマイホームを手にすることは非常に困難になってしまうことも多いのが事実なのです。
では、どんな住宅会社がいい会社で、どんな住宅会社が悪い会社なのかというと、実は、これは、家を建てるお施主様によって異なるのです。ですから、一概に「この住宅会社は良くない」ということではありません。大切なことは、「ご家族とその会社の相性が良いかどうか?」が最大のポイントになってくるのです。正直な話をすれば、私たち夢創舎の建てる家も、「相性」があるので、全ての方にとってベストな会社ではないということになります。
簡単に例を挙げるのであれば、「ブランド志向」の方には、私たちの顔医者は向いていないかもしれません。反対に、「ブランドは無くても細かい部分まで親身になって作り上げていくような手作りのお店が好き」という方には、私たちは相性がいいようです。
ここでは、自分にとって「良い会社」の見分け方をいくつかご紹介したいと思います。
1.「相性の良い担当者であるかどうか?」
これは、とても大切なポイントです。家づくりは一生で一度の大きな買い物ですので、後悔だけは許されません。「言いたいことも言えない」「なんか遠慮してしまう」「どうも性格が合わない」といったような、担当者との相性が良くない状態では、決して良い家は建ちません。自分たちの想いをしっかり汲んでくれる担当者であり、話し方や性格などもマッチングしているかどうか、これは、家づくりをするうえで、とても重要な要素になってきますので、しっかり吟味することをお勧めします。
2.「いいことも悪いこともちゃんと話してくれる担当者であるか?」
住宅業界では、「自社の良いことしか言わない」というセールスパーソンが非常に多いのが現状です。もちろん、自社にほれ込んでセールスパーソンをしているわけですから、自社への自信は非常に高いのは当たり前です。しかし、どんなに自信があっても、全ての方に満足いただける家は存在しないのです。
例えば、自然素材をふんだんに使った家づくりをしている会社のセールスマンであれば、「自然素材は健康にもいいですし、住みながらにして森林浴が出来る」ということアピールすることでしょう。これは、確かにとても大きなメリットです。その反面、自然素材を使っているということは、メンテナンスという部分では、手間がかかるのも事実です。これは、デメリットに感じる人もいれば、何にも感じない方もいると思います。
もし、あなたが、掃除やメンテナンスを極力避けたいという方であれば、この会社で建ててはいけません。出来る限りメンテナンスのいらない家づくりをすることが、そのご家族にとって幸せな暮らしのスタートラインなのです。
このように、メリット(いいこと)の裏側には、必ずデメリット(良くないところ)がくっついているということを理解し、いいことも悪いこともしっかり伝えてくれる担当者に出会うことは、とても重要なのです。
3.「住宅ローンに詳しい担当者であるか?」
残念ながら、どんなにいい家を建てても、住宅ローンの返済が出来なくなってしまってはその家を手放さなければなりません。また、手放さなくて済んだにしても、余裕のない暮らしでは、何のためにマイホームを建てたのか、家族が本当に幸せなのか、疑問です。
この問題は、実は「お金の知識」をしっかり持っているかどうか、ライフプランや、住宅ローンを選ぶポイントなどをしっかり分かっているかどうかにかかってきます。家づくりというものは、家に関する知識だけではいい家を建てることはできないのです。
あなたの目の前に現れたセールスパーソンが、「お金について詳しい人なのか」そして、「無理な住宅ローンを進めず、建てた後の暮らしのこともしっかりと考えた提案をしてくれる人なのか」ということは、家づくりにおいて、とても重要なポイントになってきます。
以上のように、大きく3つのポイントに絞ってお話しいたしましたが、最低限、上記の3つはクリアしている住宅会社を選ぶことが「後悔しない住宅会社選び」の第一歩ではないかと考えます。
特に、「メリット」「デメリット」をしっかり伝えてくれるセールスパーソンに出会うことは、とても重要ですので、しっかりチェックしてみてください。