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お願い!
2018年08月10日(金) 17:20
最近、イベントをした時にリフォームのご相談をされることがあるのですが、
築10年以内の住宅でリフォームを考えられる方に共通してあるのが、
図面や保証書関係を渡されていないことや、もしくは建築確認申請書を渡されていないことです。
付けたり貼ったりのリフォームであれば問題ないかもしれませんが、
壁をとったり構造をいじるリフォームの場合は、
やはり図面が必要ですし、瑕疵担保保険も掛けなおさなければなりません。
簡単にリフォームして終わりというわけにはいきません。
そこで、同業者の方・建売業者・不動産業者の方にお願いなのですが、
図面や保証書は、必ずお客様にお渡しください。
図面や保証書は、あなた達のものではありません。
建てられたお客様・買われたお客様のものです。
自分たちの金儲けのことばっか、考えてんじゃねえぞクソ共!
銀行や現金でポンと大金が入って「売れた~!」で終わりではありません。
僕らのお客様は、たかが100円のものでも35年かけて支払います。
これからの時代は、アメリカのようにリフォームされた中古住宅市場が賑わいをみせる時代が
くると思います。
僕らは建物に携わる者として、図面や保証書といった建物図書を保存・整備することは、
建物の市場価値を担うものだと自覚する必要があります。
願わくば、建てて4年5年の建物をいじることのないようにしたい。
お客様も造った人も売った人も切ないだろうから。
フォースと共にあれ!